評価10万件・400万DL・ドラマ出演 — ピアノアプリ開発で起きたうれしかった出来事
| 開発記録 | ピアノ
タグ: #個人開発 #ピアノ #App Store #振り返り
ピアノアプリのストア評価数が10万件を超え、ダウンロード数も400万目前。解読できない星5レビュー、テレビドラマ「ボーダレス」への登場など、2013年から個人開発を続けてきた中で「うれしかった出来事」を時系列で振り返ります。
数字を眺めていたら、いろいろあったなと
先日、ピアノアプリのストア評価数が 10 万件を超えました。ダウンロード数ももうすぐ 400 万(シリーズ累計では 700 万を超えています)。2013 年に最初のアプリを出したときは、正直ここまで続くとは思っていませんでした。
節目なので、開発を続けてきた中で「うれしかった出来事」を時系列で振り返ってみます。売上やテクニックの話ではなく、個人開発を続けるモチベーションがどこから来たかという記録です。
解読できない星5レビューが届いた(2019年)
ある日、ピアノアプリに星 5 のレビューが付きました。ただし、何語かもすぐには分からない文字列。翻訳アプリにかけてもうまく訳せず、SNS で「誰か解読してください」と募集する事態になりました。
内容は最後まで完全には分からなかったのですが、星 5 なのできっと良いことが書いてあるはず。このとき初めて「自分のアプリが、自分の知らない言語圏で使われている」ことを実感しました。多言語対応を本気でやるようになったのは、この出来事がきっかけです。
1年間の総ダウンロード数がイイ感じだった(2020年)
年に一度、過去 1 年のダウンロード数を集計するのですが、この年は特に伸びていました。特別なプロモーションをしたわけではなく、地道なアップデートとストア説明文の見直しを続けただけ。「派手な施策より、壊れていないアプリを出し続けること」が一番効くと体で覚えた年でした。
自分のアプリがテレビドラマに登場した(2021年)
ドラマ「ボーダレス」の劇中で、自分のアプリを使っていただきました。エンドロールにも名前を載せてもらえて、現役アイドルが出演する作品に個人開発のアプリが映っている、という不思議な体験でした。
制作サイドから見れば小道具のひとつかもしれませんが、開発者本人としては「画面の向こうで誰かが本当に使っている」ことの極端な実例です。スクショは今でも宝物です。
評価数10万件を突破(2023年)
そして評価数 10 万件。レビューには良いものも厳しいものもありますが、10 万人が「評価を残そう」と思ってくれたこと自体がすごいことだと思っています。厳しいレビューのいくつかは、実際にアプリの改善につながりました。黒鍵盤の見た目を磨いたのも、録音機能を強化したのも、元をたどればレビューです。
続けてきて分かったこと
振り返ってみると、どの出来事も「続けていたから起きたこと」です。最初の数年はダウンロード数も評価も地味でした。それでもアップデートを止めずにいたら、ある日レビューが解読不能な言語で届き、ドラマから連絡が来て、気づけば評価が 10 万件になっていました。
個人開発は孤独な作業ですが、数字の向こうには確かに人がいます。次の節目は累計 1,000 万ダウンロード。のんびり続けていきます。